幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

中田英寿の凄さがわかった地味な話

どーもサイトーです。

ワールドカップロシア大会最終予選2戦目はタイ相手に辛勝でしたね。

さて、唐突ですけど僕は中田英寿が大好きでした。

20歳前後でくすぶっていた頃、バイトから帰ってくると深夜にフジテレビで中田のペルージャ時代などの試合中継を見て、「こいつは本当すげーなー」と思ってました。

サッカー選手としてのプレイだけでなく、イタリア語が話せてカリスマ性のある言動やファッションなども含めて、自分にとって特別な選手でした。

多分部屋を漁れば中田語録なんて本があると思う。

で今日はそんな中田英寿ってやっぱ凄いんだというお話です。

深夜のコンビニバイトは客が来なきゃあんまりやることは無いんで(今は忙しいのかもしれないですね。)、一緒に入っている子と色んな話してました。

その中で聞いた話です。

彼は岡山出身(だったはず)で公立高校でサッカー部でした。私学じゃないので強くはないけど、県のベスト8、ベスト4とかにもなりそうなそこそこの強さだったらしいです。

で、最後の大会を控えた3年の時に転校生で関東のユースチームに在籍してた子が入ってきた。高校野球なんかではわりと聞く強いチームに入るための留学みたいな感じで、地元岡山を離れ関東に行っていたけど限界を感じて地元に戻ってきたそう。

バイトの同僚曰く、「そいつはめちゃくちゃうまかった。こんなにレベルが違うのかと知ってへこんだ」そうです。

普通ならめちゃくちゃうまい転校生は即レギュラーなはずですが、顧問の先生はぽっと入って来た奴をレギュラーには出来ないと考えて控えにしていたそうです。

最後の大会。2-0で彼の高校は負けていました。もう終わりやなと思ったときに、転校生が途中出場。

なんと転校生のハットトリックで勝ったらしい。

次の試合はさすがに負けたそうですが、バイトの同僚は「そいつのおかげで勝ったのもなんか微妙な気持ちやった。」と言っていました。

僕は転校生を見てないし、高校サッカーもわからないので、「そんなに凄かったらサッカーを続けた方が良かったんちゃう?」と聞くと、「そいつはヒデとかとも練習したことあるらしくて、あういう化け物がプロになるってさ。」と言っていました。

中田英寿が日本サッカー界のレジェンドクラスという事は当事もわかってましたが、その地方大会で無双した転校生から見て化け物という話を聞いて、中田英寿の凄さを少し身近に感じられるようになった気がしました。

その後2006年ドイツワールドカップで惨敗し、中田は引退。今でもやっぱり中田が一番好きな選手ですね。