幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

アナログ世代にデジタル機器の故障を理解させるのは難しい

自宅の居間に置いてあるテレビの録画機器である外付けハードディスクが壊れた。前のモノは3年以上持ったが、今回の奴は1年と1ヶ月で死んだ。

母がテレビを最近録画出来なくなった。

というのは言っているなという気がしたんだけど、何となく流していた。山中慎介の世界戦を録画しておいてもらおうとして、確認してみるとハードディスクを認識していなかった。

出来ることなんてあまりないので電源を切って、ケーブルを抜き差ししたが一緒だった。ハードディスクからCDの始まりどころを探しているような回転音が聞こえていた。

もうコレは壊れていると母に伝えた。母は不可思議そうだった。

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何もしていないのにパソコンが壊れた!

俺は昔パソコンのサポセンで働いていた。メーカーの故障受付と操作案内のサポートだ。

そこで故障の場合、ほとんどの客が言うのが次の言葉だった。

何もしていないのにパソコンが壊れた!

半分ぐらいは不良品みたいだから無料で修理してよ!という人も居たと思うけど、中年以上の人にとっては本心でもあったと思う。

デジタル機器って壊れる時は見た目の変化も無いしね。

アナログ媒体は壊れるのがちゃんとわかる

録画媒体であるビデオテープなんかは壊れたのがわかり易い。

ビデオ再生機にテープ自体が絡まったり、テープ自体が伸びたりしてダメになったのはちゃんと目視が出来る。

レコードなんかも傷がつけばわかる。

それでいてダメな部分以外は再生できたりするから、それを我慢することもできる。

でも、今のハードディスクみたいなものは突然再生が出来なくなる。

一部だけ見れるとかもないし、煙を上げてもくれない。(煙を上げたらそれは問題だけど。)

あとがき

今度購入した外付けハードディスクには3年保障をつけたよと母に伝えた。

保障を付けたら修理してくれるの?と言っていたが、単に交換してくれるだけと言ったら残念そうな、不服そうな顔をしていた。

大事な番組はDVDに残せば良いのだけど、それは面倒なのはわかる。もうちょい融通が聞く仕組みが欲しい。

現実的にはバックアップ用に俺がもう一台ハードディスクを買うのが一番なのかもしれないけど、壊れそうならちゃんとアラームでも鳴らして欲しいと一応デジタル世代の俺でも思う。

たくさんの動画を納めたハードディスクが死んだのは俺も一度や二度じゃないからね。

P.S

サポセン時代はよくメーカーはこんな複雑な機械を一般人に売るなと思っていた。(当時は想像もできないが今のスマホとアプリのレベルぐらい)分りやすくしてから売れよ!なんて思っていたのを思い出す。案の定一般の皆さんのパソコン離れが起きたのは元サポセンとしてはさもありなんという感じ。