幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則の感想

まいど、サイトーです。
散髪屋に行ってきたんですが、店長が乗ってくる話題を振ってしまったせいか、散髪の仕上がりがイマイチです。人間は2つのことをやるのは難しいですからね。次は政治の話でも振ります。

さて、来年から始動するつもりのアフィリエイトに関する本を読んだので、その感想を書きます。ちなみにブックオフで買ったんですが、3年前の本なのに1260円でした。アマゾンのマケプレなら372円からです。俺は時給900円の男なのに…。

芸能人は歯が命、アフィリエイトはキーワードが命

アフィリエイトサイトと検索するユーザーを繋ぐのが検索キーワード。キーワードを制するものはアフィリエイトを制すと言われるほど大事らしいので、キーワードについて勉強できるならと買ったのが本書。

結果からすると良書だった。

本書は成果が出ていないアフィリエイター、副業で時間が取れないアフィリエイターが狙うべきキーワードと、そのキーワード選定法、キーワードからのコンテンツ作成法について書かれている。

そして、何より重要なのが、本書での考えを用いて作成したサイトが公開されていることが良い。やり方、考えは立派でもアフィリエイトの場合は具体例、つまりサイトを公開しないことが多い。

なぜならネットはパクリ天国であり、公開すればパクラれることは必至であるからだ。そこを敢えて公開しているのは立派だと思う。

出版は3年前、しかし今でも十分に通じる内容だと思う

この本の出版は2013年9月1日で今から丸3年以上も前なので、情報も陳腐化しているかと言えばそうではない。

というのも3年でグーグルさんなどネットの仕組みは変化しているかもしれないが、俺達人間の心理に大した変化はないからだ。

モテたい、ハメたい、ナンパされたーいとウルフルズがガッツだぜ!で唄ったのは20年以上前だけど、相変わらず俺達はモテたい、ハメたいだろ?

この本はユーザー心理に焦点を当てているので、その点では十分に今でも読む価値はあると思う。

実は俺はアフィリエイトバージンではない

さて、ここまでアフィリエイトに関して、「随分知った口を叩くじゃないか」と思われたかもしれないが、実はアフィリエイトに関してバージンではない。

取り組んだこともあるし、それなりにここらへんの業界にお金を毟られたクチだ。つまり、取り組んだものの稼げなかったのだ。

正直言ってこの本に書かれていることは全て知っていたし、こういった内容の情報(いわゆる情報商材)を何万と支払って買ったこともある。

なのでアフィリエイトに関しての本も結構読んだことがあるし、そのほとんどがド素人向けにブログを使って稼ぎましょうね的なうっすい内容が多かったので、この本は割りと情報商材寄りの内容だなと思った。

なので情報商材なんか買わずにこの本を読めば、アフィリエイターが狙うキーワードとは何かというのは一通りわかると思う。

まとめ

ブックオフで見つけて手に取った本だけど、アフィリエイター1年生がキーワードについて勉強するには良い本だと思う。ただねぇ、この人もノウハウ販売のダークサイドに落ちたっぽいんだよな。

アフィリエイターの一つの成功パターンというか稼ぎのパターンとして、100万、200万と稼げた後にノウハウ販売で稼ぐという方向に行くケースがある。

で、このノウハウ販売ってのはめっちゃ儲かるらしいんだよ。

知名度ある奴で言えば与沢翼だな。あんな世界に行っちゃったみたい。

ノウハウ販売は良心的なやり方でやっているところでも、「グーグルや広告主相手にするより、稼げない奴に教えて10万、20万毟る方が楽だよね」って思いながらやっている業界なので、俺も毟られた経験からそこには触れない方が良いと思う。

あと、この本を買って帰ってきた後にアマゾンのレビューを読んだんだけど、わりと荒れている。これはアフィリエイターという特殊な読者の存在とアフィリエイトノウハウ販売者の本のこれまでの質、セールスの問題が絡んでいると思う。

アフィリエイターという読者は、そのなかでも稼げていないアフィリエイターというのは、がん患者みたいなもんで治療薬(稼げる方法)を探して常に彷徨っている状態だ。だからこそ、特効薬(すぐに稼げる方法)を欲するので、特効薬になりうると思わない限り、批判する。

また、アフィリエイト界隈のノウハウ販売者が出した多くの本は上にも書いたようにうっすい内容が多く、また、一時的に売り上げランキング上位に押し上げる為に、「アマゾンで買ってくれたら、本にも書いてない丸秘テクニック教えます」とか○○プレゼントとかやってセールスしていたので、おそらくこの本の出版時点でも何らかのセールスプロモーションが行われたんだと思う。

その反動で荒れているのだろう。

まぁ、つらつら書いてきたけど、著者が本文中でユーザーのことを想像してキーワードを選んで、記事を書いてというように、アフィリエイトで稼げていない人に向けて真面目に書いた良書だと思う。アフィリエイトやってみようという人にはおすすめです。

ああ、俺も来年は年3000万稼ぎてーなー。

苫米地英人の「テレビは見てはいけない」の感想

どーもサイトーです。

先週は苫米地英人の「テレビは見てはいけない」を読みました。かなり前にブックオフで100円売られていたので購入したものの読んでいませんでした。

この新書は3章構成になっているのですが、テレビの話が出てくるのは1章のみで2章、3章は言及無し。

申し訳程度に最後の一行で「あなたはテレビの洗脳によって、そんな価値観を未だに信じていませんか?」と出てくるのみ。

どないなっとんねん・・・。

表紙を見てみるとサブタイトルに「脱・奴隷の生き方」とあるので、こっちがメインタイトルやん!と突っ込まずにはいられませんでした。

1章は博士も知らないニッポンのウラ博士の異常な鼎談のおさらい

苫米地英人が2000年代で世に出たのは、今は亡きミランカでやっていた博士も知らないニッポンのウラというインターネットトーク番組だと思う。

その後MXテレビで作成された博士の異常な鼎談にも苫米地英人は出演してたいけど、そこで語った内容が1章で書かれています。

  • グーグルの弱点はサーバー維持のための電力
  • キーホールテレビ
  • デジタル放送は約3秒遅延している
  • テレビ局は枠をオークション形式で販売しろ


等々ほかにもありますが、今でも結構面白い内容だったりする。

個人的にはグーグルの弱点は検索結果を見ていても電力というのは今でもそうなんじゃないかと思う。重複コンテンツとか多いし。

カリスマ美容師、ハイジニーナ脱毛の仕掛け人

このテレビは見てはいけないの中でわりと衝撃的だったのが、カリスマ美容師の仕掛け人が苫米地英人だったということ。

本書で語られるカリスマ美容師誕生のきっかけは人員不足だという。立ち仕事の接客業で給料も安く3K(キツイ、汚い、給料が安い)業界なので人が集まらない。何とかならないかという話だったそう。

実際は仕掛け人の一人なのかもしれないが、世代的にドンピシャで僕の同級生でもわざわざカリスマ美容師がいる店に髪を切りに行ったり、美容師を目指したりした人間が結構いた。

90年代はとりあえずマスコミに踊らされる時代でもあったので、カリスマ美容師以外にも僕らの年代は割りと踊っていたと思うけど苫米地英人にも踊らされていたとはびっくりだ。

また女性の陰部の脱毛をハイジニーナ脱毛と呼ぶそうだけど、それもハイジーン(hygiene衛生、衛生学)という言葉をもじって造語を作ったのも彼らしい。

まとめ

第2章は脱・奴隷の生き方なんだけど苫米地英人が多く出版している自己啓発本のエッセンスをぎゅっとまとめた内容になっている。

第3章は日本人はなぜお金に騙されやすいかという内容だけど、まぁよくある日本人批判。

この本の出版は2009年9月出版。苫米地英人ファンだった僕がほとんど見聞きした内容だったから、恐らく当事の苫米地英人が興味があること、語っていたことをぎゅっとまとめたのがこの1冊なんだと思う。

発売当時、彼の本は結構売れていたので、その流れに沿って無理やり出した感じが否めない。

なぜなら、やっぱり「テレビを見てはいけない」についてあんまり書いてないからね。