幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

アラフォーフリーターのバイト9週目の感想

毎度、9週間にも及ぶバイトが終わったサイトーです。

いやぁ無事怪我せず終わって良かったですわ。そんな感じでバイト9週目の振り返りを。

ほとんど会話をしなかったが2ヶ月で何となく仲間意識が芽生える

最初はバイト先の指示が適当だったことが理由だけど、連携が悪かったり、あんまり動かない奴がいたりでイライラしてたんだけど、最終的にはみんなよく働き、よく連携する仲間のような感じになった。

最後には俺ももう少しお礼や話をしたかったなと思うぐらいになっていて、良かった。

2ヶ月といえば1年の6分の1だし、結構長い期間やっていたんだから、それも当たり前か。

もう会うことはないだろうけど、またどこかで会えば気軽に話しをしたいと思う。

バイトをすることで得たもの

2ヶ月で得たものと言えばお金…は時給900円なので、ニンテンドースイッチを買うと途端にお財布事情が厳しくなるぐらい、給料は少ない。

が、金以外の部分が大きかった。

バイトをする前は1年以上の引きこもり生活で、ラーメンのお湯を2回沸かすぐらい脳味噌の機能は低下していて、それでいて酒は飲むので腹は出ていて、ネガティブになって廃人のような日々を過ごしたりしていた。

それが今では腹はかなりへこみ、体重は落ち2キロほど落ち、何かやろうという活力が出てきた。

以前書いたかもしれないが、俺は引きこもり生活を続ける中、日中に出かけるということが出来なくなっていた。全くではないが、世間体が悪いのもあり、よっぽどでない限り昼間は外に出なかった。ちょっとスーパーまで行くのも憚られて、夜中に24時間スーパーに行っていた。

それが今ではアイスとヤクルトを買いに、最寄のスーパーまで行くようになった。アラフォーのおっさんの行動として書いていて悲しいが、それも出来ない状態から出来るようになったので良かった。

何か変化を期待していたわけではないが、本当にバイトをして良かったと思う。バイトには本当に感謝しかない。

また、バイト先ではなく、一緒に働いている人から長期でも募集しているからおいでよという誘いを何人かに頂いたのも嬉しかった。ありがたい。

バイトのどうでもいいワンシーン

バイト先に向かう電車で向かいの席に20代前半と思わしきデブが座った。

デブがナイロン袋の中からサラチキを取り出した。サラチキとはダイエットや筋トレにおすすめと話題になった、コンビニ各社で売っているサラダチキンである。

デブはおもむろにサラダチキンを開け、箸で食べ始めた。サラダチキンは塊なのに、器用な奴だ。

デブだから体重に気を使ってサラダチキンなのかもしれないが、電車で食うなアホが。と思っていると、デブは早々に食べ終え、コンビニで貰ったナプキンで口を拭いた。

行儀が良いのか悪いのかどっちだよ!

その後、ゴミをコンビニ袋にしまい、電車の連結部分の窓側にある棚状の空間にゴミを置いた。置き去りにするんじゃねーだろうな?と思ってると、ゴミをちゃんと持って降りた。

つーか、お前俺と同じバイトなのかよ!

その後、俺はキヨスクでのど飴を買った。後ろを振り返るとデブがおにぎり1個を握り締めていた。

サラチキ1つじゃ足りねーのかよ!つーか、最初におにぎりとサラチキ買っとけよ!

おにぎりを買ったデブはまた行儀よく?ゴミ箱の横でおにぎりをほうばっていた。

まとめ

バイト始めた1週目は指示は適当だし、体は鈍っているから労働はキツく感じるし、給料は安いわで本当にやってられねーと思っていた。

それが今ではバイトが終わって、ちょっとした寂しさを感じるぐらいまでなるんだから、たった2ヶ月でも人は変わるもんだなと思う。

30代で仕事を辞めて、転職がうまくいかずに引きこもり状態になっていたりする人って案外いると思う。

実は同じ短期バイトにもそういう人が結構いた。そういう人は就職という選択肢の前に短期バイトを挟むと良い感じに、モチベーションが上がったりするのではないかと思う。

俺は少なくともそうだった。

まぁ、何はともあれバイトして良かった。次回のサイトーの活躍にご期待ください。