幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

パチプロの理想と現実

毎度サイトーです。
先日、パチプロの連れとカラオケに行ってきました。

彼は以前パチンコ四方山話で書いた連れで、ストレスが貯まっているので付き合ってくれという話でした。

夜中12時前ということで、そんなに酒を飲む気分でも無いのでカラオケに行きました。

連れ打ち、乗り打ちの人間関係に悩む

俺の連れは、連れ打ち、乗り打ちをやっている。これはググって調べたので、彼らはチームを組むとか表現していたが、要するにパチンコの勝ちも負けも折半するという打ち方。

パチンコの場合で話をすると、特定の台で画面のスロットが何回回るかという基準で判断し、期待値が2万とか1万とか割り出せるらしい。

しかし、100分の1の確率で当たるとなっても、実際には100回回しても当たらないことがある。サイコロは6分の1で、どの出目も出るが、6回振っても全部の出目が出るとは限らない。

そこで彼らは期待値がプラスの台を手分けして打つことで、試行回数を上げ、期待値どおりの儲けを得るというやり方をやっている。

で、連れは今4人でチームを組んでおり、そのうちの一人が問題児となっているらしい。問題児も俺の連れなのだけど、彼は100万円稼ぐことにこだわっていて、他は適当にやって30万前後の収益が上がればよしと考えて、その意識の差でしょっちゅう揉めているとのこと。

理想的な行動なんてできない

その問題児はなまじっか向上心があるので、朝は台の抽選に並び、夜はパチンコ台のチェックをして、収益をもっと上げるようにするべきと言う。

しかしながら、問題児も気分屋で、そんな理想論を述べたかと思うと、自分ではやらないことが多々ある。

周りにしてみればはぁ?という感じなのだけど、そんなことをしょっちゅう繰り返して、1年ほどチームは解散していた。

しかし、やっぱり個人では厳しいとなり、またチームを組んだら、また同じ話になってしまたらしい。

連れや他の面子にしても問題児の言う事はわかるけど、それは理想論過ぎるし、そもそもお前が実行できてないので、言うなよという意見である。

問題児が理想論を振りかざすのもわかる

パチンコ、パチスロも以前書いたように規制がどんどん進み、買っても負けても大した金額にならないようにしようとしている。

なので彼らが収益をこの先何年上げられるかは、わからない。先行きは暗い。

それだけにきっちり稼げる時に稼ごうという考えなんだろう。

そして、彼は変な意味で向上心があり、もっと努力をすべき、もっと稼ぎたいと考えている。

しかしながら、彼もええ年こいて、パチプロの端くれみたいな稼ぎ(30万前後)しか出せない奴なのだ。

彼は理想と自分の現実のギャップに苦しんでいるのだとも思う。それを他の面子にぶつけているのは頂けないが。

まとめ

まぁ話を聞いている感じ、問題児は他の面子の説得を受け入れられないみたいだし、あと半年ほどでチームは解散するだろう。

俺としてはパチプロという特殊な世界でも、他の世界に通じるものがあるなと思った。

野球で言えば、誰もがエースで4番になりたい。しかし、多くの選手がそれは無理だと受け入れた上で、自分が生き残る道を探す。

それはかっこ悪いことでも、逃げでも無いし、必死で頑張った結果であると思う。


問題児も同じく現実を受け入れて欲しいが、約20年パチンコをやってきて、そんな状態なので難しいのかもしれない。