幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

断捨離中に感じた過去への執着。捨てたらどうなる?

こんにちわ、サイトーです。
断捨離中です。

断捨離していると、俺こんなのまだ置いてたんだってモノがよくあります。

高校時代に彼女とやり取りした手紙とか、楽しかった体育祭の衣装に、昔の彼女の写真や思い出の品とか。

何となく捨てられなくて、ついつい置いてただけなんですが、どっかで過去を捨てたくない、執着したいって思いがあるのに気づく。

モノを捨てられない連れの母

5~6年前、連れの家の引越しの手伝いをしに行きました。

新築を立てるので、元いた家から新居へ持っていくもの、捨てるものの分別を手伝ったんですが、まぁびっくりするほどのモノ、モノ、モノ。

いわゆる文化住宅の2階建てで、4部屋しかないのに、モノがギチギチに詰め込まれている。

地震来たら一発でアウト」

そんな感じの家でした。

連れ曰く、「母さんはモノを捨てられない人で、何でも溜め込んでまう。さすがに新居をゴミ屋敷には出来へんから、新居の自分の部屋に入るものだけ持って行かせた。」とのこと。

いつも連れの部屋はきれいに整頓されていたので、母親がそんな人だとは知らなかった。

で、みんなでいそいそとゴミをトラックに積んでたんですが、連れの母が登場。

普通は引越しの手伝いしているんだから、お礼の一つもあって良いと思うんですが、俺達にはお構いなしに、捨てているのを恨めしそうに見つつ、ゴミにしか見えないものを持っていこうとする。

「何しとんねん!」と連れが一喝。


その後、新居に行って、連れの母の部屋を見たんですが、どうやって布団ひくねんと思うぐらいモノが溢れている。

部屋の真ん中にうず高く詰まれたモノの上にあった、おそ松くんの人形が印象に残ってます。

何かの景品でもらったんでしょうが、60歳ぐらいの女性が置いておくものには思えなかったです。

でも、俺も一緒やん

当時はモノに執着して捨てられない人っておるんやなーと思ってたんですが、今回断捨離してて思ったのは、俺も一緒やなと。

昔の思い出を後生大事に持ってるやんと。

別に思い出の品なんて捨てちまえ!というんじゃなくて、俺自身、どこか昔の良かったこと、楽しかったことにすがっている部分がある。

それがあるから、前に進めないのかもしれない。

断捨離って面白い

別に断捨離をして、しんみりしてるわけじゃなくて、そういう気づきがあるから面白いなと思ってます。

過去の品を捨てたら、どうなるんだろう?という興味が今はあります。

捨てた瞬間に何かが変わるわけではないけど、確実に何か変わっている気もする。

さて、どうなるかね。結構ワクワクしている自分がいる。