パチンコ・パチスロの四方山話
どうもサイトーです。
昨日ふと見た記事で、次のようなものがありました。
どういうニュースかというと、「有名人が店に来るって宣伝したらあかんでー」という話。
パチンコ、パチスロをやらない人でもパチンコ屋に芸能人なんかが来たりするのは知っていると思う。で、それをSNSとかも含めて告知すんなよ!とお上からお達しがあったという話。これは東京都内のようだけど、恐らくゆくゆくは全国に広がっていくんだと思う。
あ、俺はパチンコ屋でバイトしてた事もあるけどやらない。基本的にギャンブルはお金の動きが大きすぎて俺には無理。
なのになんでこんなニュースに反応したかというと、俺の周りにはパチンコ、パチスロに関わる人が結構多いというのがある。
2000年代前半のパチンコ・パチスロブームで人生を狂わせた友人達
90年代後半頃から友達の結構な数が、パチンコにハマっていた。そもそも麻雀、競馬、競艇とギャンブル好きが多かったので、パチンコも必然的にみんなやっていた。
俺はやっていないので詳しくは知らないが、やり方さえ分かれば勝てるらしく、みんな足繁く通っていた。
で、2000年代に入っても相変わらずパチンコ三昧。
気づけば集団でセミプロみたいな感じでパチを打つ毎日。まぁ、そういう時期もあるわなという風になれば良いんだけど、このパチンコで勝てた時期って、俺達の高校から20代半ばぐらいまで続くのよ。
つまり学校を卒業して働く習慣を身に付ける期間なのに、その期間をパチンコに費やしちゃった。
で、パチンコも色々規制が入って苦しくなった時には、世間様ではとても働けない社会不適合者の出来上がり。(連れいわく、「俺が仕事についてもLose-Loseの関係にしかならん」らしい。)
うまく社会に復帰できた奴もいるけど、相変わらずやっている奴もいる。それ以外にやれることがないからね。
パチンコで稼げない時期がもうちょい早ければ、みんな社会不適合者にならずに済んだのではと思う。
パチンコ業界の有名人の弟子っ子として上京した連れ
別の連れでパチンコ業界では有名らしい人に弟子入りみたいな形で就職し、上京してパチンコ新聞や雑誌の仕事をやっていた奴がいる。
もちろん、パチンコ、パチスロの規制で仕事はダメになり、今は何をやっているのかわからない。
弟子入りみたいな形なのでまともに給料も出てたのか怪しいが、借金がそうとうヤバいことになっていると聞いている。
パチンコ界隈で食っている有名人が今度は死ぬのかな
パチンコ、パチスロ業界が盛り上がるに連れ、それを取り巻く業界も潤った。その中に友人のパチンコ新聞、雑誌もあったけど、射幸心を煽るようなことはダメとお上に言われて、いっぱい出すよ!的なイベントが打てなくなった。
イベント関係の情報が無くなったら友人の仕事は無くなった。
パチンコ屋はイベントで客が呼べないなら、有名人呼んで客呼ぶでーということで、清原とかのりぴーとか呼んでいた。
で、それの告知があかんでーとなったら、彼らを呼んでも客は知らないから赤字になる恐れがある。つまり、今後は有名人を呼ぶのは止めようとなる。
ということはパチンコマネーで喰っている有名人が今度は困るわけだ。
清原、のりぴーなど有名どころはどうにでもなるけど、パチンコ界隈だけで有名な人は結構困るんだろうな。
グラドルなんかが事務所に所属して、DVDで際どいことしてても事務所の力が無さ過ぎて、テレビには出れないし儲からない。よし、フリーでパチンコ界隈で飯食うでーという人が結構いる。
そういう人達が行き場を失くすんだろうな。
お上は規制して何をしたいのか?
パチンコ、パチスロの規制が入るたびにパチンコ好きの連れは、「何でそんなことするねん。パチは庶民の娯楽やろ!」と怒っている。
でも、数時間で5万、10万突っ込んで、5万、10万返ってくるかもしれない遊びは庶民の遊びじゃないと思う。
1日掛けて1万ぐらいならまだしも、1万とか一瞬で消える。
お上としては、庶民のお金がパチンコに流れすぎているのをストップさせたいのかなと俺は思っている。
携帯料金に総務省が文句つけているのもそう。
お金がもうちょっと色んな業界に回らないと、日本全体の経済が良くならないので、規制やら文句をつけているのかなと。
世帯年収400万ぐらいの家庭が多い中、携帯やらパチンコに10万、20万流れてたら、他に金を使う余裕なんかない。
何はともあれパチンコはもうちょっと少ないお金で遊べる娯楽になり、携帯ももっと料金を下げて欲しいと思う。
そうなると連れのパチプロは食えなくなるんだろうけどね……。