幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

ニート、ひきこもりにおすすめしたいアルバイトへの心構え

昨日は初バイトでした。

といっても何度もやっているアルバイト先ですけどね。働いている人がオッサン、オバハンばかりなのでアラフォーでも気楽に行けるんですよ。

業界は物流です。30代後半ぐらいから年齢で撥ねられることが増えてくるので、アルバイト先は選びましょう。でないと無駄に傷つくだけです。

cliffinosaka.hatenablog.jp

5年近く無職でひきこもり状態になった僕はそろそろ社会復帰しないとやばいと考えて、このアルバイトをしようと思ったんです。

でも、このアルバイト先も相性がすんなり合って何度も来ているわけではなく、最初は「このクソ会社どうなっとんのじゃい!」ぐらいに思ってました。

それが色々試行錯誤した上で、無職ひきこもり状態でアルバイトする上での心構えみたいなものを掴みましたので、それについて書きたいと思います。

 

まずは短時間で昼からの勤務にせよ

心構えじゃなくてこれはシフトになりますが、無職でひきこもり生活を送ると昼夜逆転する人が多いと思います。

僕も朝方寝て、昼過ぎに起きる生活です。

こんな状態から無理やり朝方に変えるためにバイトも朝からにすると、寝坊で即日バックレする可能性が高いです。

わざわざ勇気を出して証明写真も撮って、交通費を使って面接まで受けてアルバイトにありついたのに寝坊でバックレは損失がデカイ。

なので昼から、もしくは夕方からにしましょう。あと時間も体を慣らすことを優先して歳台でも5~6時間ぐらいにした方が良いです。

8時間とかの勤務だとまたバックレたくなります。

本気でアルバイトしない

遊びたい盛りの学生みたいにアルバイトなんてサボれ!という意味ではなくて、どちらかというと「何があっても流せ!」という感じ。

指示されてないことをやれ!と言われたり、理不尽な怒られ方をされたり、やってられねーということはあると思います。

僕も今のアルバイト先で自分のミスではないのに怒られたりとか、書けばいくらでも腹立つことはあるんですが、それに対していちいちムキになるのは意味無いなと思って流すようにしたんです。

腹立つことがあっても自分が否定されたとか、自分が正しいとかいう風に考えずに、適当に受け流す方が精神的に良いです。

本気でアルバイト先の理不尽さと向き合うならバックレしかないですからね。

アルバイトは自分のためだと思え

時給1,000円でこんな仕事やってられないとか、そんなに気を利かせられないとか考えるのではなく、自分のためと思った方が良いです。

時給1,000円貰って社会復帰のリハビリさせて貰ってるぐらいに考えましょう。

僕のアルバイト先は物流で体を動かすので、お金を貰って痩せるためのジムに来てるとも考えています。(現にここで2~3ヶ月でもアルバイトすると痩せるので)

よく話をする60代の人もここでアルバイトする時はフィットネスジムを休会して、ここのアルバイトを辞めたらジムを再開してるって言ってたので、体を動かす系のアルバイトはお金を貰って運動させて貰ってるぐらいに考えるのが良いです。

何にせよ「アルバイト先のクソムカツク社員のために頑張る!」なんて精神衛生上の悪い考えは止めましょう。

まとめ

無職ひきこもり状態からアルバイトを始めた時は、体も辛いし、社員の指示も適当だし、バイトの先輩?というか長く居る奴も舐めた態度取るし、本当にやってらんねーと思ってました。

でも、やってらんねーと思ってたらあまりに苦痛なので、色々考え方を工夫するようにしたら、結構楽になりました。

んでそうやってマジメに働くと結構助けてくれる人なんかも出てきたりするし、やっぱり考え方って大事だと思います。

まぁ、アルバイトなんてバックレても先は色々あるし、無職ひきこもりでも気軽にアルバイトしてみたら良いと思いますよ。

ということで今日もバイトに行ってきます。

 

森川弘子さんの年収150万円一家を読んだ

森川弘子さんの年収150万円一家と年収150万円一家節約15年目を読みました。

旦那さんはSF作家、森川さんはイラストレーターという収入が不安定な夫婦と娘さんの3人家族の節約生活に関する本です。

とりあえず色々低収入生活というか貧乏生活についてググってたら見つかったので読んでみましたが、昨日書いた大原扁理さんの生活を夫婦でやっているみたいな感じですね。

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家族みんなでついでにトイレで節約する徹底ぶり

森川家は本当に生活する上でお金を使わないんです。トイレすら一緒に済ませて水道代を節約するとのこと。

僕は家族といえどトイレはキツイだろと思ってましたが、森川さんは汲み取り指揮便女の家に育ったらしく平気らしい。あとバックパッカーとして世界各地を旅したので、トイレが不衛生なとところなんて世界では当たり前で慣れっこ。

韓国も下水道があんまり整って無くてトイレットペーパー流せないと聞きますし、まぁそう言われればそうかなあと思いますが、日本でやるのは凄い。

ただ一応これは水道代より水資源の節約するための行動らしいですが、読者からの受けは相当悪かったらしく書いたのを後悔しているそう。(笑)

年収150万円生活の秘訣は自炊、懸賞、フリマ

家計簿も書かれているんですが、基本モノは買わなくて懸賞などで貰う。買うのはフリマ。

懸賞は毎月葉書は10枚ぐらい出して、ネットでも応募しているそう。これでホームベーカリーが当たったり、旅行券を当てたりしているそう。懸賞は応募し続ければ当たるとは聞きますよね。

そして食事は安いものを買って徹底して自炊という生活。家族3人で毎月の食費がほぼ1万円程度というのは凄い。

でも薬味などはガーデニングで作ったり、安い食材を買ったりして作り置きしたらできるのかな?……なんて思いますが、僕は実家住まいなのでわかりません。

でも、多分、世の旦那さんが奥さんに1万円ぐらいで食費は抑えてと言ったら離婚待ったなしなんじゃないでしょうか。

本にも書いてありますが節約に関する工夫が趣味レベルまで高められている森川さんだからこそできる生活な気はします。

思い込みを外してくれる本

僕はサラリーマン時代の手取りは22~3万円だったんですが、一人暮らしできる気はしませんでした。

というのも煙草を1日2箱吸って、ビールも毎日2リットルぐらいはガブガブ飲む。そして、付き合いも飲みに行く。

こんな生活なので給料なんて余らないんです。

もちろん酒、煙草をやる人でも抑え目にして一人暮らししているのはわかってましたが、当時の僕にはそれがもの凄く窮屈な生活に思えました。

でも、昨日の大原扁理さんにしても森川弘子さんにしてもそれ自体を楽しんでいるので、決して窮屈ではない。

それに出費を下げているから貯金だって出来るし、むしろ給料を使い切る僕なんかより精神的に余裕があるでしょう。

そう考えると年収150万円生活というのは経済的にも精神的にも余裕を持つための方法であって、決して貧乏が故の方法ではない気もします。

現に森川さん一家は年に1回の海外旅行ではわりと豪遊することが書かれていますし。

あとがき

森川弘子さんの本はアマゾンではすこぶる評判が悪いです。まあそれは森川さんがわりとハード節約家で、子供にもあまりお金を掛けないことが原因なようです。

ただこの本を書いている頃は娘さんは物心つくかつかないぐらいの年代なので、そこでお金を掛けてもあんまり覚えてないんじゃない?なんて思うんですけどね。

昔の彼女が「女の敵は女」、「女が集まっても碌なことにならん」って言ったのを何か思い出しました。

本自体はコミックエッセイなので読みやすいし、無駄遣いでお金が貯まらないという人、節約したいという人は一読の価値ありだと思います。

 

大原扁理さんの20代で隠居 週休5日の快適生活を読んだ

大原扁理さんの20代で隠居 週休5日の快適生活を読みました。

ペンネームなのかもしれないですけど扁理(ヘンリ)というのは変わった名前ですね。でも、この人名前だけじゃなくて性格も変わっている。

関西でいう変子ですね。

高校卒業してすぐに携帯を解約して不要な人間関係を切ってみたり、バイト以外で喋らなさ過ぎて普通の会話が出来なくてこれはヤバイと思って海外に放浪の旅に出たりとブッ飛んでいる。

紆余曲折を経て東京の多摩市で週に2日働いて7~8万円の稼ぎで生活して、隠居生活を送ることになるのも読んでいるとそんなに違和感が無い。

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大原扁理さんのゆるい感じが気持ち良い

本の全編を通して伝わってくるのは良い感じの脱力感というか気負いの無さ。

こういう普通の生き方とは違う系の本って、自分は今はハッピーだぜ!というところは平和だったりするけど、日本の労働事情とか社会システムに関するところになるとやたらと牙を剥いて「社畜なんてクソなんだよ!オラァ!」な感じだったりする。

大原扁理さんも派遣社員として苦労したり、上京してフリーターしてた時は苦労したと書いているけど、「ワーキングプア時代は本当にクソみたいな生活で~」みたいに振り返るのではなくて、わりとさらっと書いていてる。

こういうところが精神的にも隠居できているのかなと思う。

大原扁理さんの考えはもの凄く仏教っぽい

本の中でも前世は坊主だと言われたことがあると書いてありますし、他力本願とか無理しないとか、禁欲寄り(完全に禁欲ではない)なところがもの凄く仏教の考えと近い感じがします。

粗食なところとかね。

僕は仏教に詳しいわけじゃないですが、仏教ってゆるい現実主義みたいなイメージなので、多分近いのではないかと思います。

読んで気持ちが楽になる本

フルタイムの仕事は本当に辛いので辞めて生活水準を落としたら意外に楽しかったYO!という本なんですけど、いい感じに気持ちが楽になるのは間違いないです。

あとわりと食がこの本でもかなりの部分を占めるんですけど、やっぱり自分も家を出て食をコントロールしたいなと思います。

医食同源なんて言うし、自分の周りでも食が性格とか考えに影響を与えると言っている人間は多いんですよね。(肉を食べると攻撃的になるとか)

大原扁理さんみたいに7~8万円で一人暮らしできるかどうかはわからないですけど、そんなに稼がなくても一人暮らしできるのがわかったので家を出たいとやっぱり思いました。

P.S

大原扁理さんは働いている2日間は障害者介護の仕事をしているそうです。

それで他の人の感想で「障害者の介護は楽じゃないぞ!何が快適生活じゃ!」みたいに書いてあって、実際に本を読んでみたら大原扁理さんも障害者の介護は大変って書いてあるんですよね。具体的な描写もありつつね。

後半部分なので読み飛ばしているのかもしれないけど、やっぱ人の書評を見るより実際に本を読まないとダメだなと思いました。

中年ニート、無職、ひきこもりは高確率でずっと同じ実家に居るみたい

中年ニートや、無職、ひきこもりなどダメ系ブログ見てきて思ったのが、何十年も同じ家に住んでいる人が多いということ。(僕も)

ダメ系ブロガーでも一人暮らししてたり、ある程度引越ししたりしている人は、ダメと言いつつ社会との接点を持ってたりしている。

その人の個性?性格?考え?何と言って良いのかわかりませんが、そういったパーソナリティ的なものは、何十年も住み慣れた家と一体になっているのではと思う。

ガチ引きこもりで精神病んでいる同級生

小学校の時の同級生で、今は精神を病んで心療内科に通いつつ暮らしている女がいる。

ガチの引きこもりだけど一時期は飲み会に呼ぶと出てきて、状況なんかを聞いていた。

もう療養生活を送って恐らく15年ぐらいになると思う。お父さん、お母さんが支えるのも後何年できる?という状況で、それでいて一向に良い話は聞かない。

彼女も小学校(生まれた時からかも)からずっと同じ家に住んでいる。

期間工として実家を出て関東で過ごした3ヶ月

僕はずっと実家住まいだけど期間工として3ヶ月だけ関東で生活した。始めての一人暮らしでゴミ捨てのやり方すらわからなかったけど、新鮮で楽しかった。

本当は半年ぐらい続けるつもりだったけど、仕事があまりにきつくて3ヶ月で辞めた。

でも、その経験で実家で暮らすことが当たり前と思っていたが、急に窮屈になり家を出たいと思うようになった。

未だに実家住まいで出ることは出来ていないけど。

実家を出れば変われる気がする

家を出たい。家を出れば変われる気がする。

しかし、そんな金は無いし、仕事も無い。

「短期アルバイトでお茶を濁している場合じゃないよな」なんて当たり前の事が頭に浮かぶ。

僕は腕力が弱く、しかもドン臭いタイプなので工場勤務は本当に合わないんだけど、期間工なら部屋を用意してくれることが多いので魅力的に映る。

秋までに就職が決まらなかったら、期間工にでも行こうかな。

あとがき

 

20代後半までひきこもりで、30手前にバイトして10年経って今は正社員で結婚までしている人のブログを見てたら焦燥感が凄いことになった。

社会復帰でまずは短期アルバイトからと思ってバイトを始める段階なのに、気持ちだけ焦っても仕方が無い。

とりあえず就職するに当たって方向性とか武器とか必要な気がするけど、頭が働かずにずっとだらだらブログ読んでいる。

ま、来週からバイトすればこのぼーっとした感じもましになるかな。

 

自転車の鍵掛けるの忘れて電車に乗って……

本日は研修日。

何だか寝付けずに明け方まで起きていたので起きたのは1時間前。そこからシャワー浴びて準備出来たら、自転車で全速力で漕いで駅までギリギリの時間だった。

初日から遅刻かよ!と思いながらダッシュで向かった。途中の信号機は全て青。

神は我と共にあり!と思い、急いで駐輪場に自転車を止めて電車に乗った。余裕だった。

落ち着いて音楽でも聴こうと思った時に気づいた。

自転車の鍵を掛けてない……。

人間は損失に強く反応するもの

あの自転車はまだ買って2年も経ってないし、多分1万円ぐらいした。元は取れていない。

今回の短期アルバイト代で買うなら2日分ぐらいだ。

ということは遅刻して自転車の鍵を取りに行った方が賢い。でも、初日から遅刻して言い訳するの辛くないか?

こんなことが頭を駆け巡っている間に、電車のドアがプシュッと音をたてて閉まった。

昨年ノーベル経済学賞で話題になった行動経済学だが、その権威でずっと前にノーベル賞を取ったダニエル・カーネマンと共同研究者のエイモス・トヴァスキーによると、「人々が100ドルを失う苦しみは、同じ額を手に入れる喜びの約2倍」らしい。

わかる。今の僕にはわかる。

研修中、僕はずっと失われたであろう自転車について考えていた。ネガティブな想像は得意とするところだからね。

やはり神は我と共にあり

研修を終え地元の駅に帰ってきた。

駐輪場に真っ直ぐ向かうと。そこに我が愛車は居た。木は森に隠せというけど、確かだな。

やはり神は我と共にあった。

久々の労働?(研修)と無職には関係ないのだけど金曜の解放感。そして、失われたと思われた自転車を手にした僕は、禁酒しているビールをゴクリと一杯やった。

1円も得なんてしてないのにね。

自転車の損失に怯え、自転車があったことを利益と捉えて、1杯やってしまう。

チンパンジーかな?

あとがき

雑記ブログを再開したんだけど、無職引きこもりと雑記ブログの相性はすこぶる悪い。

いや、20代ぐらいの若手ニートならアニメやゲーム、映画に漫画、アイドル、音楽と趣味に没頭して、それを語ることができるのかもしれない。

しかし、オッサンになるともうそんな気力が無い。

ゲームすら疲れて、積みゲーにしてしまう年代である。

これからアルバイトするので恐らく雑記ブログに書くネタに困らないであろう。そういう意味では良かった。

あと何か知らないけど、人手不足なのか短期なのに雇用期間が延びてた。2ヶ月じゃないみたい。

最後はバックレてネタにするのもアリだな。