幸楽ブログ in 大阪

39歳無職ひきこもりから悪くない人生を手に入れる記録

日本一のニートpha氏の旅に関する考えで一人旅がしたくなった

心は何かをやらなくちゃいけないと叫び声を上げているのに、頭も体もそれには同調してくれず何も出来なくてただ時間を潰す感じでこの1週間過ごしてきた。

そんな中ふと見た中年フリーターのブログで日本一有名なニートであるpha氏の記事があり、そこからpha氏の記事を読み漁った。

僕は古参のはてな民でもないし、2chにもハマったタイプではないので、あんまり彼については知らない。恐らく最初に認識したのは職業訓練に関する彼の記事を見て、phaって誰だ?みたいに調べて認識したのが初めてだった。

pha.hateblo.jp

そして、彼は京大出身で頭良いし、そりゃニートでも何でもやっていけるでしょみたいな嫉妬めいたものを感じていた気がする。

pha氏流の旅に対する考え方

そんな彼の昨年出版した「ひきこもらない」という書籍の一部が幻冬舎のサイトで読めたので面白くて読んでいた。

pha<移動時間が好きだ> - 幻冬舎plus

そして、次の一説で僕は膝をポンと叩いた。

 旅先でも一切特別なことはしない。観光名所なんか一人で行ってもつまらない。景色なんて見ても2分で飽きる。食事も一人のときはできるだけ短時間で済ませたい性格なので、土地の名物などは食べず、旅先でも普通に吉野家の牛丼とかを食べている。あとはマクドナルドで100円のホットコーヒーを飲みながら持ってきた本を読んだりスマホでネットを見たりする。

 要は普段家の近くでやっていることを別の場所でやっているだけなんだけど、僕にとってはそれで十分楽しい。

 

一人旅でも家に居るように振舞って良いのかと思った。

正直言って実家にずっと居るのも辛いし、どこかに行きたいとは思う。

でも、僕は一人で旅をしても楽しめないと思っていた。名所、旧跡を見るために観光地を回っても絶対に暇を持て余す。

ああいうのは友達や彼女と行って、わいわい話しをするのが楽しいのであって一人では楽しめない。なので行く友達も彼女も居ない僕は旅から縁遠くなっていた。

しかし、このpha氏の考えなら旅に出ても間が持つ。何より知らないところに行っても、観光を敢えて楽しまないでもいいじゃないというので気持ちが楽になった。

それなら、何気なく名古屋辺りまで近鉄特急に乗って出かけて、あんかけパスタでも食べてどこか泊まって来ようかなという気になった。

知らない場所に行くだけでも気持ちは楽になる

前に務めていた時は東京出張がわりとあって、東京で何気なく飯を食ったり、ビジネスホテルでダラダラネットしているだけでめちゃくちゃ気持ちが楽になった。

人の辛さとか悩みは案外土地とか住んでいる場所と結び付けられているものだと思う。なので、旅行に行くと普段の悩みや辛さから解放されて気持ちが楽になるのだろう。

別に観光名所やおすすめのお店やアトラクションを楽しまなくても、脳は普段の苦悩からは解放されるはず。むしろオッサンが観光名所を無理に楽しもうとしても、疲れるだけかもしれないしね。

ひきこもりよ旅に出よう

無職ひきこもり状態ならぶらりと旅に出かけてみるのも良いだろう。そのお金が無いなら短期間バイトをすれば良い。

バイトをして2~3万円ぐらい稼いで、それで旅に出かけるのを繰り返して、遊ぶのも良い。

経営コンサルタント大前研一の有名な言葉にこんなのがある。

自分を変えるにはどうしたらいいか。私が昔から使っている簡単な方法が3つある。時間配分を変えること。住む場所を変えること。そして付き合う人を変えることである。

大前流「自分を変革する」3つの方法 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 

住む場所を変える変わりに旅を頻繁にするというのもありだと思う。なんか稼げない人の習慣にあまり旅行に行かないというのもあったし、旅行は人間に良い影響をもたらすはず。

寒さがおさまったら僕も旅に出かけようと思う。

ニートの思想的リーダーpha氏

旅行に出かけても何もしないでも良いじゃないというのは、僕としてはコロンブスの卵的発想だった。

インスタ映えなんて年でもないけど、旅に出かけるならその土地のモノを楽しまないと損ぐらいに考えていた。でも、そうじゃない、ニートも旅に出かけても良いんだ、出かけてもこうやって楽しめば良いんだというのを気づかせてくれた。

あとサウナの話(サウナの良さがわかると「世の中のオッサンらはこんな気持ちいいことしとったんか!」となるらしい。pha氏は「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道」を読んでサウナ道を志したらしい。)も面白かったし、他のpha氏のインタビューや対談も見たけど、ニートが楽になる考えを色々発信されているので他の著作も読みたくなった。

 

bizmakoto.jp