睡眠の質を高める3つの行動|あなたの人生を変える睡眠の法則
毎度、サイトーです。
あなたの人生を変える睡眠の法則を購入したのは昨年9月。精神的にかなり参っていた時期で、眠れずに酒が増えていた時期だと思う。睡眠に関する本を読んでみようと思って手に取ったのがこの本。
著者の菅原洋平は作業療法士という一般には聞きなれない職業。手足が不自由になってしまった患者をケアするリハビリテーションに関する医療専門職で、医療的な知識をビジネス分野に持ち込んで起業した変り種。
現在は企業に対する社員の睡眠、健康に関するコンサルティング、研修などを行っているみたい。
よりよい質の良い睡眠のための3つの行動
1日は24時間なのに人間の体内時計は25時間という話を聞いたことがある人も多いと思う。つまり、何にも意識しないと寝る時間、起きる時間がどんどんズレていく。
会社も学校もそれに合わせてズレてくれたらありがたいんだけど、そんなわけには当然行かないので睡眠のリズムが壊れて寝不足になったり、睡眠の質が悪くなったりするわけだけど、それを防ぐ3つの簡単な行動を著者は紹介しています。
- 朝起きてから4時間後までに光を5分ほど見る。(部屋を明るくするでもOK)
- 起床から6時間後に5分ほど目を瞑る。
- 起床から11時間後に5分ほど姿勢をよくする。
以上を実践することで睡眠の質が高まるそう。理屈に関しては結構ややこしいので本書を読んで欲しい。(笑)医療関係者だけあって、しっかり理屈は書いてくれている。
眠りを科学的に捉えるきっかけに良い
睡眠に関する本を読んだのはこれが初めてなんだけど、睡眠を科学的に捉える入門書として良いと思う。眠る時、眠い時、眠れない時に何が起こっているのかの理屈を書いてくれているので、根拠が気になる人には良いと思う。
寝つきが悪い、眠れないなど睡眠が悩みという人は多いので、何で眠れないんだという理由がわかるきっかけにもなるだろう。
あと睡眠の悩みタイプ別に改善案が載っているのも良い。
まとめ
これは睡眠から自己啓発-やる気方面にアプローチした本でもあるんだけど、物事を今よりうまくやれる方法(自己啓発方法)を調べるより、今の自分に出来ることをしっかりやる方が良いなとは思った。
つまり、ぐっすり寝て自分に出来ることをやっている方が成功する確率も上がるだろうと。
そういう意味ではタイトル通り人生を変える可能性のある本だと思う。
ちなみに成長ホルモンは22時~翌2時に出るというのは、その時間に寝てる人が多いだけで、寝てから3時間以内に誰でも出るらしいというのが目からうろこだった。