2017年2月のまとめ
毎度、サイトーです。
さて、2月も終わりましたな。ということでまとめる。
2月の主なニュース
俺的に気になったのかこの3つ。俺は芸能関係はあんまり興味が無いけど、能年玲奈こと現のんもレプロとかいう事務所らしいし、ヤバイ事務所なんだろね。ちなみに「のうねんれいな」だと思ってたけど、「れな」というのを初めて知った。
2月の主な行動
- バイトに応募して落ちる
- ITパスポート試験を受ける(多分合格)
- 色々頑張って行動するも最後に飲みに行って心身が不調になる
先月から転職活動について考え始めて一時テンパッて、バイトをしようだとかITパスポート試験を受けてみるなど迷走した。一応その間も低調ながら、色々頑張っていたんだけど、最後に飲みに行って心身のバランスをまた崩してアウトという感じだった。
まだ体調が悪くて明日病院行ってくる。
2月に読んだ本
読んでよかった。今映画監督の押井守の本を読んでいる。3月はもうちょい本を読みたい。
仕事をすることへの意思が固まる
1月の時点では仕事するのが億劫な気持ちが正直あった。それも結構な割合で。
それが今月になり、「仕事したい!家にいるのキツイ!」というようになった。恐らくバイトに落ちたり、取っても意味の無い資格(ITパスポート試験)を取ったりしたからだろう。右往左往している間に、「こんなことしてる場合やない!」と気づいたのかもしれない。
それは良かった。
あとがき
2月はザ迷走という1ヶ月だった。色々やったんだけど直接的には意味がない、結果もない1ヶ月。まぁ、そんな月もあるさ。
そのおかげで精神的には仕事への意思も固まったし。
とりあえず体調が悪いのので病院行って問題なければ来週ぐらいからマジで転職活動をバリバリやるつもり。
もう本気で家にいるのがキツイし、それがゆえか知らんけど体調崩すのもイヤだしね。
まぁそんな感じですわ。
夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘の感想
毎度、サイトーです。
「夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘」という本を読みました。読んだきっかけは、読んでいるブログで紹介されていたからだ。
本のタイトルで俺が最近考えていることを書いていること間違いなしと思ったので、即購入した。ちなみ著者の中川淳一郎はウェブはバカと暇人のもので有名だ。
現在の日本は「夢」がやたらと優遇されすぎている。だが、夢を追い続けた結果、悲惨な目に遭った人を散々見てきた。ミュージシャン、お笑い芸人、作家、司法浪人生、国家公務員受験生、学者、アーティスト、芸能人、起業したい人、フリーランスで自由に働きたい人、……夢を簡単に煽って欲しくないのである。
彼らがどんだけ「夢を持て」といったことばに騙されて悲惨な人生を送っているか!
本書で語るのは、そういったおとぎ話を真っ向から否定する、地に足の着いた仕事論である。さあ諸君、ワーク・ライフ・バランスに悩むのをやめ、「夢を諦める日付」を手帳に書き入れよう。仕事は元来、くだらないものなのだ。
こんな内容から始まるこの本だが、巷に溢れる「夢を持て!」に対する逆張りで書かれた捻くれた奴の本ではない。
むしろ、優しさから「夢なんか追っちゃダメだよ!」と言っている。
我々フツーの「凡人」、「小物」(引用)である人生の先輩としての仕事論についてのアドバイス本である。ちなみに著者は一橋を出て博報堂に入っているので、俺などは何をかいわんやである。
実は真面目な仕事論
さて、届くまでの間に他の人の感想でも見ようかなと思ってググってみると、こんなページに行き着いた。
アホなおっさんがふんどしで発売記念の対談をやっている。
もしかして買って失敗か?と思ったんだけど、良かった。俺は少し感動すらした。
夢なんか叶わない、夢死ね!というのは単なるジャブで、次章から本編が始まる感じなんだけど、「クライアントが俺に責任は無いという証明のための謝罪文」とか「誰がこの中で一番偉いかという序列」とか「根回し(博報堂では仁義を通すというらしい)」とか、博報堂のような大企業ではないけど、わりと堅い業界で働いていた俺はあるあると笑ってしまった。
そんなこの本も、章が進むに連れて面白おかしいテンションが変わり、著者の仕事観の話になっていく。
博報堂に入って初めての誕生日。著者はクライアントのイベントで名古屋に初めての出張に行く。
イベントも無事終わり、40代、50代のクライアントと酒を飲み、カラオケでどんちゃん騒ぎ。もちろん、著者はお酌をし、言われるがままに飲み、盛り上げるためにタンバリンを叩く。
ディス イズ ジャパニーズサラリーマンをやっているのだ。
そんな時に博報堂の先輩社員が「こいつ(著者)は今日誕生日なんですよ。何か祝ってくれませんか?」と言ってくれ、おっさんばっかりで著者のためにハッピバースデーの曲を唄ってもらった。
ここで著者は「社会人っていいじゃん」と思うのである。
俺はここに感心した。誕生日に名古屋まで来てオッサンどもにハッピーバスーデーを唄って貰うなんて、普通に考えて嬉しくない。
クライアントの手前その場ではありがとうございます!と言っても、何も心に残らないはずだ。
著者は真面目で地味なタイプなのでチャラい同期についていけず、また仕事もキツいので辞めて大学院に進学するかと考えていたらしい。
それがこの時に初めて社会人っていいなと思えたらしい。うまくいえないけど、仕事って何やってようが結局は人間関係で、その人間関係を肯定的に捉えられるかどうかって凄く大切なことだと思う。
あとがき
著者は元広告代理店の人間なので、この本を書くときにターゲットを決めていたんだと思う。
俺の予想では就活中の大学生から社会人になって転職を考えている層が大きなターゲットで、ピンポイントで狙っているのは「仕事なんてクソ、このクソ会社辞めてやる」って考えている人かなと思った。
俺は会社を辞める前にこの本を読んでいても仕事は辞めただろうが、自分がサラリーマン時代に何がダメだったのかを考え直すいい機会になった。
キラキラして希望に燃える学生にも、死んだ魚の目をして通勤しているサラリーマンにもおすすめの一冊。
大阪府豊中市の森友学園への国有地「格安」売却問題が面白い
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最近ニュースを騒がせているのが、表題の国有地を森友学園へ格安で売却した問題。安倍首相の嫁さんの昭恵夫人が名誉校長やっていたのもあり、何がしかの政治的関与があったんじゃないかと野党やメディアが騒いでいるわけです。
事件の流れをざっくり言えば、国は森友学園に土地を売ると決めた。んで、森友学園が工事を始めたら地下からゴミが出てきた。
森友学園「ゴミの撤去には8億ぐらい掛かるから、8億円負けてーや。」
国「ええで。」
森友学園「ほな、差額の1億3400万円ですわ。おおきに。」
で、実はゴミの撤去もちゃんとしてないし、国も見てなかったという話。
これは大阪の話なので関西でも当然取り上げられていて、俺としては売却に関わる役所がミスしたんやろうなと思っていた。そこいらの中小企業じゃなく学校法人やし、そんな悪させんやろうと。
野党としては首相の嫁はんが名誉校長として森友学園におったんやし、何がしかの便宜を図ったんちゃうか!と突っ込むのも当たり前。
でも、俺は支持率の高い安倍首相がそんな危ない橋渡るかなぁと思っていた。金銭の授受なんて1議員ならまだしも首相やし、それこそアンチ安倍が死に物狂いで調べるのわかってるやろう。嫁が名誉校長なんて調べてってわざわざ言っているようなもんやし。
そんな風に思っていたんだけど、ちょっとやっぱり怪しいかなと。
今日の答弁でも
民進党の福島議員が、学校法人「森友学園」に国有地が格安の価格で売却された問題について、「法的措置をすべきだ」とただしたのに対し、安倍首相は、学校側に抗議したと指摘したうえで、法的措置については、「行政府の長として行うべきではない。膨大な時間を割くべきではない」と述べ、慎重な姿勢を示した。
とあるように、穏便に済ませたいらしい。
本当に何も関与していないなら、「調査でも何でもやったろうやんとなるけど、「うん、おかしい。俺もおかしいと思ってるよ!でも、今はそんなことに時」間掛ける場合やないやん。」って感じを続ける安倍&麻生は、学校で盗撮カメラが発見された際に、善意を装ってカメラを破壊した校長&教頭に思えて仕方が無い。
しかも、この事件も大阪なんだよなw
今回の森友学園の問題について、元土木技術者の人が面白い記事を書いていた。
森友学園の証言が嘘臭い
杭打ち工事中、地下9.9m付近まで掘った時点で新たな地中埋設物が見つかったことがこの問題の発端だといわれているが、地中埋設物として具体的に挙げられているのは木端や長靴、靴下、自転車のタイヤチューブなどの生活ごみである。
深さ9.9mから木端や生活ごみが出てきたとすると、この国有地は支持層から上はごみの山、言い換えればゴミによって埋め立てられた土地だったということになる。山の手に位置する豊中市でこうした埋め立て地があったというのもにわかには信じ難い。
ゴミの埋め立て地として利用されていたのでなければ、地下9.9mにある支持層近辺から生活ゴミが出てくるというのはまずあり得ない話。
土壌汚染された土地なのに工事が適当
この国有地は和歌山毒物カレー事件で使われたことでも有名な有害物質ヒ素に加え鉛も検出されており、豊中市によって土壌汚染対策法に基づく要措置区域に指定されていること。
この国有地は豊洲市場のように、もともと化学工場だった場所ではなく住宅地であり、阪神大震災の際には仮設住宅が建設されていた場所でもある。その国有地に、何時、どのようにしてヒ素や鉛が含まれるようになったのかも興味深いところだ。
野党は、森友学園が国交省の見積もり通り土壌汚染対策を実施していれば、ダンプ4000台分の土砂の搬出があったはずだが、近隣住民からそれを裏付ける証言は出てきていないことから、実際には土壌汚染対策に8億円もかかっていない可能性が高いことを指摘している。
こうした指摘に対して、森友学園の理事長はその事実を認めたうえで、全ての土砂を搬出したのではなく、搬出したのは校舎部分のみであり、校庭部分はそのままにしていると証言している。
こうした国交省の見積もりの前提となる工事を行っていなかっただけでなく、堀出した一部の土砂は搬出せずに敷地内の埋め戻しに利用したという指摘もされている。
ヒ素や鉛といった有害物質を含んだ土砂を、小学校の敷地の埋め戻しに使用するというのは常識的に考えられないことであるし、そのことを国が見逃しているとしたら信じられないこと。ヒ素や鉛が検出されている土地に小学校を立てるのであれば、全ての土砂を入れ替える土壌汚染対策をとる必要があることは明白なことである。
これで上に建てるのが工場じゃなくて学校って中国のこと笑えん。普通は子供のためにも調査するとか言うのに、安倍&麻生は流そうってのがね。
引用元
安倍政権の命取りに?森友学園小学校の地下に眠る「最大のタブー」=近藤駿介 | マネーボイス
あとがき
上の記事では他にも買おうとした学校法人がいたこと(しかも、森友学園より金払うと言ったのに却下)とか書いているし、やっぱ何がしかの意図があって森友学園に売却されたよう。
でも、最初に書いたように献金とかの線は考えにくい気がするし、何があるんやろう。本当に国交省がうっかりしたただけなのか、意図的にスルーしていたのか?久々に楽しいニュースや。
ハルキスト叩きはアホだと思う
毎度、サイトーです。
村上春樹の最新作、騎士団長殺しが発売されましたね。
懐かしきはなきんデータランド
大昔、テレビ朝日だったと思うけど、はなきんデータランドというランキング番組をやっていて、その当時に吉本ばななと並んで村上春樹はしょっちゅうランキング1位になっていたイメージがあります。
当時は僕もガキんちょだったので、ノルウェイの森とか内容が想像もつかんなぁと思って見てました。
その後、そこそこ本を読むようになった時には、同じ村上でも村上龍の限りなく透明に近いブルーとか愛と幻想のファシズムとか、村上龍作品は結構読んだんですが、村上春樹の本は一回も読んだことがありません。
ロック好きも読書好きも共通の趣味とは言えない
なんで彼の本を読んでいないかというと単に縁が無かっただけなんですけどね。
で、彼のファンでハルキストと呼ばれる人が集まって事前に内容を想像しあったり、朝まで読書会をしたりしていたそうですな。
そういう行為やハルキストと呼ばれる集団が存在することも含めて、一部では嫌悪の対象になっていて、今回もそういう発言を目にしたけど、俺は正直言ってそんな批判はアホらしいと思う。
読書を趣味にする人は多いけれど、読書の趣味が合うということは結構まれな気がする。
俺はロックファンだけど、ロックファンも実は好きな音楽が共通するということは少ない。洋楽、邦楽でも別れるし年代やジャンルとかで細分化されており、「ロック好き」という言葉は音楽が好きぐらいの意味でしかない。
読書の場合は更にそうな気がする。
で、そんな中、日本で唯一ぐらいの大物ロックスターならぬ作家が村上春樹なんだろうし、彼を好きな人が集まってワイワイやるのはライブに行くみたいなもんだし、いいやんと思う。
あとがき
ハルキストと呼ばれる人は別に気にしていないんだろうけど、そういうの叩いたりするのって世知辛い世の中をさらに寂しい気持ちにしてしまう気がする。
みんな余裕が無くてイライラすることが多いんだろうけど、そんなのふーんって感じで流していけば良いのにな。
話は変わるけど、俺はなぜかわからんけどバブル世代というか80年代に対してノスタルジーというか羨ましさを感じる。
俺はバブル世代では無いんだけど、何かあの当時の明るさみたいなものに惹かれるのかもしれん。
バブル世代の人に聞いたことがあるんだけど、「今の日本とは別の国」と言っていた。その人は販促グッズを作る会社で働いていたんだけど、営業電話を掛けると「とりあえず段ボール2~3箱送って来い」と言われるらしい。もちろん代金も払ってくれる。
こんな時代なら俺も少しは営業できたかもしれないな。
ただの愚痴
毎度、サイトーです。
昨日の続きでただの愚痴です。
いい感じで生活できてたのに……
今月は後半に掛けていい感じで行動できてたところで、飲みに行ってパー。
ほんまにダルい。飲みに誘ってきた連れは悪くない。俺が悪い。イヤなら断れば良いんだし。
でも、飲みたい気分があるから断れないし、そして酒量も抑えられない自分が悪い。
でもさぁ、いい感じできてた今はタイミングが悪かった。せめて3月になってれば、色々個人的にやっていることのメドがついてたのになぁ。
誰も責められないけど、なんかすっげーイライラする。
先月の下旬に飲みに行った時もやっぱり同じで、飲み過ぎ、その後のブルーな気分を経て、1週間ぐらい元に戻るのに時間が掛かった。
そっから色々立て直して、順調に行き始めたのに。
腹を話せる奴なら大丈夫なんだけどな
振り返ると腹を割って話せる奴と飲む場合は、飲み過ぎないし、翌日もぜんぜん普通。でも、そうじゃない奴と飲みに行くとアウト。
腹を割って話せないからと言って嫌いじゃないんだけどね。でも、やっぱ本音で全部話せる奴と話せない奴がいるのは仕方が無い。
酒が好きなもんで、あんまりこういうこと考えなかったけど、就職するまでは腹を割って話せる奴以外とは飲まないでおこうと思う。
自分のペースを崩されるのが本当にイヤ
昔からそうなんだけど、俺は何でも一人でやりたいというか、マイペース。だから、人の誘いでペースが狂うのが本当にストレス。(厳密には他人のせいじゃないけど)
仕事なら良いんだけど、友達とか家族だと本気でイヤ。
こっから元のペースに戻すには、また地道に動くしかない。落ちたテンションを引きずって1歩1歩いくしかない。正直言ってダルイ。
あとがき
とりあえず愚痴を吐き出したかったので書いてみた。
まぁ、昨日からつらつら書いてきたけど、勉強しようと思ったら親に「勉強してるの?」って水を差されてイラついているのと一緒。普段から色々やっとけって話。
でもおっさんの少ないエネルギーを無駄に消費するわけにはいかないんで、腹を割れない奴の誘いは断るというのをやっていく。
仲が悪い奴とは当然の如く連絡は取らないけれど、仲が悪いわけではない、何だったら仲が良いぐらいの奴でも客観的に見るとプラスになってない奴とかいるなぁとか思った。
損得関係を友人関係に持ち込むのは無粋な気がするけど、結果マイナスなら切るのもありなのかもしれない。俺が一方的に悪い場合が多いので、連れには悪いんだけどね……。